いつでも帰れる「田舎のおばあちゃん家」のような民宿
みちくさ能勢の田舎暮らしを体感できる場所。
能勢の田舎暮らしを体感できる場所。
能勢町のシンボル、野間の大けやきから車で5分ほどのところにある民宿「みちくさ」は、農業体験ができる宿泊施設です。
自分たちで収穫した季節の野菜を使って自家製ピザを作り、食べることができます。希望者には養蜂体験や五右衛門風呂体験、ヤギにえさやりも。
広い敷地内には、宿泊や食事をする古民家のほかに、自家栽培の畑やツリーハウス、鶏小屋ではにわとりが卵を産み、ミツバチが花の蜜を集め、ヤギのゆきちゃんが暮らしています。キャンプができるスペースもあり、テントでの宿泊も可能です。
ヤギのゆきちゃんはおやつの大麦が大好き。ぜひえさやり体験を。
「田舎のおばあちゃん家」のようにゆったり過ごして。
「田舎のおばあちゃん家」のようにゆったり過ごして。
古民家で、田畑を耕すおじいちゃんおばあちゃんのお手伝いをして過ごしたり、豊かな自然のなかで走り回って遊んだりできる場所。
普段とは全く違う暮らしを体験できる場所。
そんな「田舎のおばあちゃん家」のような場所にしたいと話すオーナーの小林さん。
小林さん自身も子供の頃、田舎のおばあちゃん家に帰省する友人たちに憧れていたそうです。都会に住み、気軽に自然と触れ合う機会が少ない人たちのために、都会に暮らすみんなの「田舎のおばあちゃん家」のような存在になりたいと民宿を始めました。
自然とふれあいながら農業体験をするなかで、今の季節はこんな野菜が採れるんだ!と学んだり、自分たちで収穫した野菜を食べるという貴重な体験をすることができます。ほかにも、虫や動物と触れ合ったり、ツリーハウスに登って遊んだり、澄んだ空気の静かな田園風景を散歩したり……豊かな能勢の自然をめいいっぱい満喫できます。
楽しみながら成長できるとても良い機会になりそうですね。
宿泊者のみ登れるツリーハウスは、子供たちに大人気。
みちくさがオープンして12年、利用者の半数を超えるリピーターさんたちは、「ただいま」と言って何度も泊まりに来てくれるそうです。
宿泊以外にも、石窯ピッツァと自家農園で栽培した無農薬野菜を使ったお惣菜のブッフェが楽しめるランチも行っています。
田舎のおばあちゃん家に帰ってきたような感覚を味わいに、気軽にみちくさを訪れてみてはいかがでしょうか。
写真・文 大池 結香