「能勢の虜」になったオーナーが贈る、至福の『のせ時間』
能勢のとりこ「わたし、能勢が大好きなんです。この豊かな自然を感じながら、時を忘れてゆっくりしていただけるようなお店づくりを心がけています。」
朗らかな笑顔でそう語るのは、オーナーの絵梨香さん。能勢で生まれ育ち、一旦は別の仕事に就いていたものの、「能勢の魅力を皆さんに感じてもらい、このまちが元気になることをしたい」と一念発起。念願のカフェをオープンしたのだそう。
フレンチシックな店舗とそびえ立つ山が美しい
どこまでも続いているかのような田園風景と、それを見守るようにそびえ立つ山。そんな「THE・能勢」の風景の中に突如現れる、白い平屋のフレンチシックな店舗は、オーナーご夫妻がDIYで造りあげたもの。
店内は広々としていて開放感があり、大きな窓から見える風景は、一瞬で清々しい気分にさせてくれます。
能勢のフルーツたっぷりの映えスイーツ
能勢のとりこを訪れるお客様のお目当ての一つが、フルーツをふんだんに使った、写真映えするスイーツたち。
SNSにアップされている季節のパフェやスイーツプレートなどの写真を見て、遠方から訪れる人も多いのだとか。
使用するフルーツは地産地消にこだわり、近くの農園から仕入れているもの。「能勢の旬の恵みを味わってほしい」と、夏はメロンやシャインマスカット、秋は栗、冬にはいちごなど、季節のフルーツを使用したメニューが提供されています。
素材そのものの美味しさを生かして、甘すぎずさっぱりとした味に仕上げ、老若男女問わずぺろりと食べられるという自慢のスイーツ。甘いもの好きの方にはぜひ食べていただきたい一品です。
「いつまでも居ちゃうね」そんな言葉が聞きたくて
四季折々の自然の風景が店内から楽しめるのも、能勢のとりこの魅力の一つ。新緑から紅葉、冬景色など、その時々の自然の表情が、お客様を楽しませています。
店舗のすぐ隣で清流が流れる能勢のとりこでは、初夏の夕べにホタルの舞いが見られることも。
店内奥の大きな窓際の席は、外を眺めながら一人でゆっくりと過ごしたい方や、カメラがお好きなお客様に人気なのだとか。
「いつまでも居ちゃうね。」
そんなお客様の言葉が何よりも嬉しいと、オーナーは語ります。
愛犬と一緒にカフェタイムを楽しんで
能勢のとりこは、愛犬との入店も可能。店内にはなんとわんちゃん用のフォトスポットもあり、撮影会が行われることもあるのだそう。
わんちゃん好きなオーナーご夫妻ならではの、ドッグフレンドリーなお店です。
店内入り口付近には、能勢酒造とのコラボ商品であるオリジナルのからすみや、能勢の美味しいお土産物、近隣の作家さんのハンドメイド品など、物販スペースも。
グルメやお買い物を楽しみながら、至福の『のせ時間』が過ごせる能勢のとりこ。
週末はドライブがてら、明るい笑顔で出迎えてくれるお二人に会いに訪れてみてはいかがでしょうか。
取材日:2023/12/18 文:西楽 結