能勢人形浄瑠璃のオリジナリティ
淨るりシアター能勢に200年続く地域の芸能「能勢の浄瑠璃」は、太棹三味線に合わせて太夫の語りによって物語が進行する「素浄瑠璃」と呼ばれるもので、人形を持ちませんでした。
その「素浄瑠璃」に人形を加え誕生したので「能勢人形浄瑠璃鹿角座」です。
人形の顔“首(かしら)”は、浄瑠璃人形の良さを残しながら、より人間らしく、現代風に仕上げており、衣裳は軽さと多様な表現を演出するために、洋服生地を使用しています。能勢を舞台にしたコミカルなお話を創作したり、風神雷神が登場したり…、古典の伝統を重んじながらも、能勢オリジナルを意識した舞台創りに努めています。
2017/3/10